[Blog] NORTH LIFE . .

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My buddy..
STACEY SURFBOARDS
MODEL REAPER
SIZE 5′ 11″ 6′ 0 ” 6′ 2″
リーパーの特徴はコントロール性が高いです。そして滑らかでフローです。ドライブ感もたまらないので僕のお気に入りです。ノースでもサイズ次第でバッチリ使えます。もちろん日本の台風やパワーのあるビーチブレイクにも適しています。ここではエフカイ・ププケアのサンドバーや5.6FTまでのオフザ、バックドアやフレディ・ベルジーランドで使用してます。
長さも大切ですが、やはりハワイはしっかりとしたボードの厚みが必要ですね。センターから前足、ノーズまでは特に。ここで乗れるか乗れないか決まるくらい重要です。通常より軽くプラス1、いや2つは上げた方が良いです。幅も基本は細すぎないほうが良いです。
ノースはとにかく海の動きが速いです。そして自分の攻めたい場所でボードチョイスが変わってきます。例えば僕はオフザウォール周辺に絞っています。今年はデカすぎでこの辺はクローズが続いていますが、7FT越えてくるとOTW off the wall)はデンジャラス、backdoorはクレイジーでほぼクローズ、舞台はパイプラインだけになります。このコンディションでバックドアを狙う者は異常です。やつらは簡単に決めてきますが、ここで生まれここで育ったわけですから毎度のことなんでしょう。しかしすべては計算通りです。もしも、もしもあの波が欲しいなら、板はズバリ6’8”から6’9″の細めで厚めのガンですね。ラインを信じて突き抜けるだけ..決めちゃったら間違いなく表紙ですよ。
なので5.6FTのポッコリバレルに絞られると、ズバリ6’4”か長くて6’6”の厚めですね。ラインも場所で変わってきます。今にでもソリ立っているビハインドピークからTAKEOFFが基本です。上にリップにあげられないようにうねりの中をキープして立つイメージです。真下に降りすぎず、後ろ足をたたんで内側に入れてフェイスから離れないように必死です。張り付かないとリップを頭に受けてしまいます。やつらは簡単そうにいつも乗っていきます。がーさすです。小さいとはいえ、やはりオフザやバックドアのバレルはとても言葉にはできないものがあります。しかし岩が一番危険なところです。1秒1分ドキドキドキンちゃんシリーズです。
さてパイプの右側からエフカイ・ププケアとビーチが続きます。まだ3.4回しかできてませんが
サンドバーのショアブレイクはパワフルでIt’sfunです。すべての人に愛されているエリアです。ブレイクする切れ目には必ずプシュっとスピッツが出ています。ここも7ft越えるとクローズですね。まあジェイミー先生は遊んでいますが..。日本で使用しているサイズでokですね。長さは5’代でも厚みが絶対必要です。憩いの場所であり、鬼のショアブレイクって感じです。どっちやねん。そしてププケアの次はみんなの大好きなロッキーライト、ロッキーレフトです。ハードロコですが切れ目からでも十分乗れる波もあります。まあノースの基本はすべてピークが出来上がる前からのポジションから漕いでキャッチしていくイメージです。ロッキーは少し風を受けていてもまとまっていますが、ストロングパドルは間違いないでしょう。グーフィーフッターには天国ですね。6’0のリーパーで今のところ十分です。コンパクトなイメージですねロッキーは。いやインサイドの岩の前でハマったら和田アウト〜!ってイメージです。喰らいながらいつも独り言を言ってますよ。いやみんなもパロパロって叫んで漕いでますよ。
次はSUNSETです。
世界が違います。水の量、パワー、海の動き、ここには何か誰か居ます。聖地ですね。しかしハワイはここを避けては他では危険です。ここでどれだけ揉まれるかで今後が決まります。昨年より少し乗れてきたかな。って言うか最近はSUNSETでしかやれてなくて。まあ家の裏だしね。今日の朝は久しぶりなFUNだった。ステイ先はKEONIの家。プロジュニアで来ているKEI KOBATASHIも同じ家。夜はいつも騒がしいぞ。でも朝みんなきっちり起きるんだよね。KEONIの幼馴染王子メイソンも短い板で遊んでたなー。クリスワードも数本いい波乗ってランチタイムへ。そんなLOSTチームと一緒にやれて朝は刺激もらったぜー。僕はほとんど喰らってたけどね。
ここのボードチョイスは長ければ長いほど、厚ければ厚いほどに越したことはありません。とにかくうねりデカイです。山のようなアウトからインサイドボウルでバレル抜けるってイメージ。波が小さくても6’7”は必要。上は10”を越えても板が大きく感じないんだよね不思議と。とにかく下に降りていくんだ。こんなに降りたのは初めて。ボトムまでが非常に長い。ドロップだけでも最高って気持ちで出てくるよね。右向けばパキッとデカイ壁になるんだけど、ラインはとにかく下なんだ。下から次は体重乗せて回り込んでターンをしていく。脇田さんにも言われた。ここのラインで嘘偽りないレールワークを覚えるって。。エディでの脇田さんの勇姿は凄まじかった。いろんな意味で日本代表だと思う。ここに住みロコからも認められ、強い情熱と忍耐を持ち、そして優しさと謙虚さを感じる。SURFERとして、そして立場的に仕事柄サーフショップのオーナーとして説得力とてもあります。黙って背中を見ろスタイル。そんな男に憧れるのは僕だけでしょうか。レベル・世界観は違いますが、壁を越えようとする勇気は、まだ越えてなくても、越えようとするイメージだけでもとても強い勇気を感じます。なぜならば一度思ってしまったら、男は挑戦しなければいけない動物なのです。だから何とか思わないように自分を隠している。そんなの絶対ヤダ!自分に負けて人に優しくなんかなれるわけない。あくまでもスケールは違うけど、あの場所入ってみたかった..
誰かの真っ黄色に焼けた7’8”、リーシュさえ腐ってなければ..
4時間睨めっこ。よしいける。アウトはワイメアの棚で割れてインサイドにつながる。10はあったはず。僕はインサイドのピンボール狙い。それでも6.7はある。遠いアウトに2人、ピンボールは俺だけ。終始ちびりっぱなし。でも3本は乗れたと思う。ってか覚えていない。この日はワイメアと言える15FTとはスーパー程遠いが、なんかまたすごい世界感じてしまった。末恐ろしいよ。俺はスーパーチキンだけど、母ちゃん昨日はそんな日だった。っていうか危ないからあのショアブレイクだけでも。帰りたいだけなのにさー。
やばい今16時。
とりあえずSUNSET行ってきます。
また後で。
MAHALO

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