[Blog] 夢は叶うもの、それを追いかける勇気があれば..

Tom Curren and me at Northshore 2019
pic Keito Matsuoka

皆さんいかがお過ごしですか
Tomさんお元気ですか?


blogご無沙汰しております
ゆっくり再開して行こうと思います


My room at North shore

 

 

 一番上の写真は2019シーズンのハワイノースショア
その年、僕は旬な男 KEITO MATSUOKAと1ヶ月ほど滞在していた
ケイトはWave of the winterというPIPELINE BIG WAVEコンテストで優勝した年だった。
ケイトとハレイワの町を歩いていると、ローカルヒーローMason Hoが反対車線からShakaをしてくれた
海でもスーパーのレジのおばちゃんもみんながKEITOに声を掛けてくれた
ケイトはその年のスーパーヒーローだった
あの一本はケイトにしか乗ることができない波だった
その波はケイトの前に現れた..
https://www.youtube.com/watch?v=fqPb1_pcNM8

サンセットポイントのKEONI NOZAKI 邸を中心に
その時期に生活がほぼ一緒だった僕とケイト
そして偶然にもステイ先が同じだったTom Currenさん
海から上がるとTomさんがソファでギターソロを弾いているんだ

ある日のサタデーナイト
僕とケイトはLondon Mcnamaraのliveに誘われタートルベイへ
帰宅したのは深夜12時過ぎの事
リビングの明かりに人影が、Tomさんだった。
Tomさんは僕らに気付き声を掛けてくれた。
1杯ビール飲もうよって優しい感じで..
つい先週にTomさんもタートルベイでliveを行ったらしい
何だもっと早く気づいていたら行きたかったな〜

どうやらこの日にTomさんは本国に帰る予定だったらしい
空港まで行ったのだが、帰郷をキャンセルしたらしい
ボードは預けたままでね.. 理由は何となくだが
明日予定しているミーティングの為に帰るのはちょっとね〜って
言ってたような感じだった。
ノースショアはTomさんにとってもすごく大切な空間なんだ〜と、この時感じた。

それから僕ら3人だけのセッションは2時間以上も続いた。
Tomさんはひたすら喋っていた少年のような笑顔でね。
宮崎のカレンズポイントの話もしてくれたり、
サンセットで使用するガンの話しになり
Tomさんの好きなシェイパーTOP5を教えてくれた。
それは内緒だけど、Pat Rowsonは良いって言っていたよ。
またお気に入りのポイントはマカハだってことも教えてくれた。

Tomさんがおつまみ的に出してくれた魚の燻製は美味しかった。
とてもフレッシュでヘルシーで
食にこだわっているのがすぐわかった。
今思うと夢の時間だった
Tomさんは、ノースの波にチャレンジしているサーファーとして、我々を仲間のように扱ってくれた
だから同志として一緒に写真を撮ってとは言えなかった..
ケイトが何気なく撮ってくれた1枚は
お互いの携帯でパノラマ撮影をして
自分たちの顔がボケて変顔になる
と言う遊びを3人でやっていた時の写真だった
今思うと小学生レベルの遊び方だ


Tomさんの生活はとても健康的で順応的だった。
毎日サーフィンして、美味しいものを食べて、
ギターを弾いて、ボードを修理していた..
ある日、Tomさんのボードを見て驚いた
それは5’6”もない短いスキムボードだった
このボードのデッキ部分に浮力を足す為に
テープでぐるぐる巻きにして浮き輪的な物を付けていた。
サンセットのdeep waterに、テープでどう太刀打ちするんだろう?
Tomさんはほとんどこの板で海に入っていた
ある日の 8 to 10 ft のハードコンデェションでも
このスキムボードでいかにボトムターンがうまくいくかを追求していたような..
やはり普通ではなかった
ワールドチャンピオン Tom Curren さん
カリスマ あなたは本当にピュアな少年でした
明日マカハに行こうって誘ってくれたのに
断ったことを後悔しています
でも車検切れのレンタカーには乗せられませんよ




Off the wall


アスファルトの道
両脇には綺麗な花が咲いている
いったいどこまで続くのか



野獣がいる獣道
試練が待ち受けているだろう
それはわかっている
しかしその道を越えた先に
どんな光景が待っているのか..
成長なくしては人生の素晴らしさは味わえない


夢は叶うものだ。
ただ追いかける勇気があるかどうか
男43才
こっちの道を選びました
そう来なくっちゃ
いつかあの波が来た時のために..


続く