Mokuleia
Backdoor & Pipeline
Acaibowl Super Topping
Guy Sato
Terrace House Crew @Banzai SkatePark
後日放送あります。
We are Ted’s anytime
MAISON HO
@Log Cabins
BANZAI PARK
MY QUIVER @Nick house
色んな出会いが訪れる。
新しい朝の太陽は、新しい自分発見のスタートだ。追求心はいつまでもなくならない。アンテナはいつも進む方角、時には強いむかえ風も、柔軟に対応する能力を鍛えてくれる。日々鍛錬だ。
ある日の夕方、新しく友達ができた。場所はチャンズリーフレフト。最後の波を乗り終え、岸までバドル、ビーチに上がる目印の岩を探していると、現れてくれた。いや会う予感はしていた。相思相愛だ。辺りはコントラストが強く、少しオレンジ色が海面を照らす。瞳はクリクリしていて、泣いているかのようにウルウルしている。体は小さく、まだ中学生くらいだろう。彼らは長くて200年以上この世に存在するらしい。そして手の届く距離で、潜っては顔を出し瞳をパチパチ、また潜ってはパチパチと3回ほど、お互い目を合わせながら、ワッツアップしてくれたんだ。僕は名前を言った。「よしよし権蔵(ゴンゾウ)、そーかそーか、そーだったのか権蔵」「よくやったなーごんぞう」
いったい権蔵は何をよくやったんだ。まぁ海の生活も御苦労さまだねーっと言ったところか、そもそも権蔵って誰なんだ。
とにかく戯れたんだよ僕たちは。通じ合ったんだ。名前も故郷も知らない。そんなやつらと意気投合する事は不自然ではない。旅は思い通りには行かない。1人ではなく、人間も動物も共存しているからだ。自分ばかりの事を押し付けると周りには誰もいなくなる。そして母なる大自然の強さを受け止める訓練から、心も体も磨き上げる。起きてしまった出来事をどう思い、どう判断していくかは自分次第、もちろん人の成長の仕方も、横ノリのように自由なもんだ。一度きりの人生、好きなようにするものさ。僕はたまたま、偶然と必然の狭間でこう生きている。
ある日の朝、サンセットのセットを喰らって、リーシュコードが切れた。6to7ftのまあまあな日だった。そこから3回喰らって、結局はるか沖からハードスイムを強いられた。あの時4回目が来ていたら自信はなかったであろう。だか幸運にもセットはこなかった。人はこうやって生かされている。そのときこう思い、こう判断し、こう行動すればいいのさ。自分のラインを信じて進めばいい。昨日の夕方、スモールパイプラインは僕の経験の価値を上げてくれた。通えば少しずつヒントが見えてくる。しかし答えはニュアンスだけで、正解はない。正しい正解があるとすれば、自分のラインを堂々と進めばいいのさ。それが人生の永遠のテーマであろうと、僕は勝手に思っている。
次会う日まで
mahalo
少しずつ